2023年01月09日
外壁塗装に失敗してしまうケースがあります。具体的な失敗例と、どのような対策を取れば防げるのかなどについて解説します。
外壁塗装の失敗事例①:工事費用が予想より高額になってしまった
リフォームで外壁塗装を依頼した際、予想していたよりも高額になってしまうことがあります。いくつかのリフォーム業者を比較して決めたとしても、外壁の状態が悪くなっているようだと総合的に高くついてしまうことが多いです。
対策方法:定期的に点検・メンテナンスを行う
工事費用が高くついてしまうことの対策としては、定期的に点検とメンテナンスを行うことが重要です。
費用がかかることを心配して点検やメンテナンスを避けてしまう方がいますが、本来であれば簡単な補修で済むものを放置してしまい、結果として高額な費用がかかることになってしまうことがあります。
コケやひび割れが発生している場合、放置するのではなく、メンテナンスを行うことが重要です。
外壁塗装の失敗事例②:塗装にムラが発生してしまった
塗装にムラが発生し、美しいとはいえない状態になることがあります。機能性に問題がなかったとしても、外観が悪くなってしまう失敗例です。
対策方法:契約時に塗料などの仕様を説明してもらう
塗料によってムラになって見えやすいものなどがあるので、どのような仕様なのか契約時に確認しておくことをおすすめします。
ただし、明らかに施工不良と考えられるものについては、やり直しを依頼すべきです。
外壁塗装の失敗事例③:仕上がりが期待していたイメージと違う
お気に入りの色を選んだつもりでいたものの、実際に仕上がりを見たら思っていたものとは異なる色だったなどの失敗例は多いです。
施工に問題がなければ、色のイメージが違うからといって無料で塗り直してもらうことはできません。結果として、有料でやり直してもらうか、次の塗り直しまで我慢しなければならないことがあります。
対策方法:カラーシミュレーションをしっかり行う
重要なのは、カラーシミュレーションを慎重に行うことです。
外壁塗装で使われる塗料は、広い面で見たほうが実際の色味がわかりやすくなります。A4サイズ程度のサンプルを用意してもらうとわかりやすいです。また、天候や時間によっても色の見え方が変わるので、慎重に確認する必要があります。
外壁塗装の失敗事例④:近隣住民から苦情がきた
外壁塗装の工事について、近隣から苦情がきてしまう失敗例があります。
外壁塗装を行う際には足場の設置が必要ですが、足場の設置・解体には騒音がつきものです。また、高圧洗浄の洗浄水が周囲に飛散してしまうこともあります。塗料のニオイが苦情の原因になることも多いです。
対策方法:事前に工事のご挨拶を行う
外壁塗装を行う以上、騒音やニオイの問題は避けられないため、あらかじめご近所挨拶を行い、説明をしておくことが欠かせません。騒音が発生する期間はいつからいつまでなのか、いつ工事が終わるのかなどを説明しておくと理解が得られやすくなります。
事前の挨拶で説明を受けているのといないのとでは、感じ方も変わってきます。リフォーム業者が挨拶をしてくれることもありますが、可能であれば一緒に出向き、挨拶をすると誠意が伝わりやすいです。
失敗例を知り、対策を考えておくことが重要
信頼できるリフォーム業者を選択しておけば、施工のトラブルなどはほとんど心配ありません。
ですが、点検やメンテナンスを先送りにしていたために工事費用が高くついたり、仕上がりイメージのカラーが違ったりする失敗も多いです。
トラブルを防ぐためには、どのような失敗例があるのかを知り、あらかじめ対策について考えておくことをおすすめします。