2022年07月18日
外壁塗装を依頼した場合、塗装中は普段通り生活ができるのでしょうか。おさえておきたいポイントや、外壁塗装中の生活で変化することなどについて解説します。
外壁塗装中は普段通り生活できる?
外壁塗装は一日で終わるものではなく、一般的に10日~2週間前後かかることになります。そのため、この期間中は生活に制限が出たり、注意すべきことがあったりする可能性を考えておくことが大切です。
どのような点が変化するのかを理解しておき、備えておくことをおすすめします。
外壁塗装中の主な生活変化
外壁塗装中にどのような生活環境の変化が現れるのかについて解説します。
換気がしにくい
特に大きな影響として挙げられるのが、換気が難しくなる問題です。外壁塗装中は臭いがきつくなることもありますし、足場・シートで家が囲まれていることから窓を開けづらく、外の風も届きにくくなります。
洗濯物が干せない
足場やシートで家やベランダが囲まれている関係から、外に洗濯物を干すのは難しいです。また、外に洗濯物を干した場合、外壁塗装の塗料が飛んできて洗濯物に付着してしまう可能性もあります。
洗濯物が干せない期間についてはリフォーム業者によって考え方が異なるので、よく確認しておくのがおすすめです。
室内に光が入りにくい
家の周りが足場やシートで覆われている関係から、室内に外の光が入り込みにくくなります。そのため、外壁塗装中は暗さを感じてしまいます。
エアコンが使用できないことがある
エアコンの室外機がシートやカバーで養生された場合、エアコンは使用できなくなります。
このあたりの対応はリフォーム業者によっても異なり、問題なく使えることもありますが、心配な方は事前に確認しておいたほうが安心です。特に、夏場などはエアコンが使えないと大変なので、相談しておくことをおすすめします。
給湯器が使用できない期間がある
屋外に設置されている給湯器が養生された状態で使うと不完全燃焼につながるため、養生中は給湯器が使用できません。どの程度の期間使用できないのか確認しておいたほうが安心です。
駐車場の利用に制限が出る
足場が駐車場にはみ出す場合、普段通りに車を置けないことがあります。状況によっては近隣パーキングを利用する必要が出てきます。
外壁塗装中の生活で注意すべき点
外壁塗装中の生活に変化があるわけではないものの、注意すべきポイントもあります。とくに以下の問題はよく理解しておくことが重要です。
空き巣リスク
外壁塗装中は足場や養生シートの関係もあり、家の中の様子が見えにくくなります。空き巣犯にねらわれてしまうことがあるため、戸締りには十分注意が必要です。足場もあることで2階にもあがりやすいので、2階の施錠も大切です。
騒音の問題
足場の組み立てや解体時、高圧洗浄時、サビ落とし作業中、外壁塗装の作業中などは騒音が発生します。業者によっては職人たちの話し声がうるさいこともあるので、マナーの良いリフォーム業者を選ぶと安心です。
高圧洗浄による水の侵入
高圧洗浄時に室内に水が浸入することがあります。高圧洗浄を行う日は忘れず窓をしっかり閉めておくことが大切です。
どのような生活の変化があるのか理解しておこう
外壁塗装の作業中は、生活にどのような変化があるのかについて紹介しました。外壁塗装を行う短い期間だけの話ではありますが、制限されてしまうポイントもあるので、よく理解しておくことが重要です。
気になることやわからないこと、不安に感じることがある場合はあらかじめリフォーム業者の担当者に相談しておくことをおすすめします。
臭いや音の問題などは、作業員が十分配慮して作業を行ったとしても防げるものではありません。ですが、丁寧に作業をしてくれるリフォーム業者を選択することで防げる問題もあるので、慎重に選んでみてください。