2022年06月06日
落ち着いた雰囲気の外壁にしたいと考えている方から人気の色がネイビーです。ネイビーを選択するメリットやデメリット、ポイントをご紹介します。
外壁塗装でネイビー系の色を選ぶメリット
外壁の色には多くの選択肢がありますが、その中からネイビーを選ぶメリットは何なのでしょうか。代表的なメリットとして以下の4つが挙げられます。
上品な印象の家になる
ネイビーは英国王室オフィシャルカラーでもあり、品の良さを感じさせる色としても知られています。そのため、上品な印象の外観にしたいと考えている方にも向いているカラーです。
リラックス効果を期待できる
ネイビーは攻撃的な印象が少なく、落ち着いたカラーであるため、リラックス効果が期待できます。外から帰ってきた時にほっとできるような外観にしたいと考えている方にもぴったりです。
ツートーンカラーに取り入れやすい
ネイビーは外壁塗装で使われることが多い水色や白色と相性が良いカラーです。そのため外壁をツートーンカラーにしたいと考えた場合にも向いています。ツートーンカラーにすることによりデザインが決まりやすくなるのも魅力です。
多くの人に受け入れられやすい
奇抜なカラーは悪目立ちしてしまうこともありますが、ネイビーであればその心配は必要ありません。外壁として一般的なカラーですし、多くの方から好まれます。
外壁塗装でネイビーを選ぶデメリット
外壁色として人気のネイビーではありますが、デメリットもあります。2つご紹介します。
汚れが目立ちやすい
ネイビーはベージュやアイボリー系のカラーと比較して汚れが目立ちやすい色です。特に土や埃の汚れが目立ちやすいため、注意が必要です。
劣化が目立ちやすい
ネイビーは黒と比較すると色あせしにくく紫外線にも強いのですが、白系のカラーと比較すると劣化が目立ちやすいです。汚れが目立ちやすい関係もあり、劣化が進むと見た目が悪くなってしまう可能性もあります。
外壁塗装をネイビーにする際のポイント
前述したネイビーを選択するデメリットをカバーするにはどうすれば良いのでしょうか。以下2つのような選択肢があります。
耐用年数の長い塗料を選ぶ
ネイビー系の塗料といってもいろいろな種類がありますが、中でもシリコンやフッ素系の塗料は耐用年数が長めです。ネイビーのデメリットである色あせや劣化しやすい問題をカバーしてくれる耐用年数が長いものを選ぶことをおすすめします。
一方、アクリル系の塗料などは費用が安く済む分、耐用年数も短いです。頻繁に何度も塗り直しが必要になってしまうので、注意が必要になります。
合わせる色はネイビーと相性の良いものを選ぶ
外壁を一色ではなく何色かにする場合に、ネイビーとの色の組み合わせについても考えたほうが失敗しません。ネイビーと相性が良いカラーといえば、水色やグレー系のほか、白などが挙げられます。
全体的にまとまった印象を作りたいと考えている方は、水色との組み合わせについて考えてみるのがおすすめです。さわやかさを重視したいのであれば、白を選択してみてはいかがでしょうか。また、ブラウンと組み合わせると大人っぽく、落ち着いた印象に仕上げることができます。
たくさんの色を使ってしまうとまとまりがなく見えてしまうこともあるので、多くても3色程度にし、相性を重視しておくと理想通りに仕上がりやすいです。シミュレーションでどのような見た目になるかよく確認が必要です。
周囲の景観との相性も考慮
ネイビーは多くの人から受け入れやすいカラーですし、一般的でもあるので選択しやすいです。ただ、周囲の住宅がほぼアイボリーや白系のカラーである場合は少し浮いて見えてしまう可能性もあります。
外観について検討する際には、今回ご紹介したポイントに加え、周囲の景観との相性についても検討してみると理想的な外観を実現しやすくなります。
細かい色みの調整などについてはリフォーム業者の方と相談しながら時間をかけて考えてみてはいかがでしょうか。