2022年05月23日
屋根塗装でグリーン系のカラーを選びたいと考えたときにおさえておきたいメリットや、失敗を避けるために確認しておきたいポイントなどについてご紹介します。
家の外壁に合うグリーン系の色の種類
一口にグリーン系といっても、細かく分けるといくつかのカラーがあります。家の外壁に合うグリーン系として、代表的なものは以下の3種類です。
モスグリーン
モスグリーンは、落ち着いた印象を与えるやや暗めの黄緑色のことをいいます。「モス」とは「苔」のことであるため、苔を想像すると色みがわかりやすいはずです。全体的に穏やかな雰囲気に仕上げたいと考えた際に向いています。
ミントグリーン
ミントグリーンは、さわやかな印象を与える明るい緑のことをいいます。ミント(ハッカ)の葉っぱのような明るい色合いが特徴です。落ち着いた印象よりも可愛さやおしゃれな印象を重視した方に向いています。
ダークグリーン
ダークグリーンは深緑のことであり、一般的な緑と聞いて連想する色を濃く、暗くしたような色合いです。濃い色であることから汚れが目立ちにくく、塗り直しなどの手間を抑えたいと考えている方にも向いています。
外壁塗装でグリーン系を選ぶメリット
外壁塗装でグリーン系を選択することにより、どのようなメリットがあるのでしょうか。代表的なメリットは以下の3つです。
植物との相性が良い
ガーデニングや家庭菜園を行っている場合や、行いたいと考えている場合もグリーン系の外壁がおすすめです。植物と同系色であるため相性が良く、調和が取れやすくなります。緑と相性の悪い外壁色を選択すると植物が浮いてしまうことがありますが、その心配もありません。
汚れが目立ちにくい
グリーン系のカラーのうち、特に明度が低いものは砂やホコリなどの汚れが目立ちにくいです。明るいカラーだと汚れが目立ってしまうことがありますが、その心配もありません。
欧米風のデザインを再現できる
欧米の住宅にはクリーン系のカラーを使った外壁が多いため、洋館のような仕上がりを目指すことができます。全体的に欧米風の建物にしたいと考えているのであれば、外壁も欧米風にしてみるのがおすすめです。
外壁塗装をグリーン系にする際のポイント
グリーン系の外壁塗装にしたいと考えた際、全体的におしゃれに、まとまった雰囲気にするためにおさえておきたいポイントがあります。色の組み合わせや、使い方に注目してみてはいかがでしょうか。
色は最大3色までにする
外壁の色使いを決める際に、何色もの色を組み合わせてしまうと全体的にまとまりがなく見えてしまうので、最大3色までにするのがおすすめです。
3色にする場合、大部分を占めるベースカラーのほか、アソートカラー、部分的に使うアクセントカラーを考えてみることをおすすめします。
すべて緑系にする方法の他、緑系のカラーは白や茶色と相性が良いので、このあたりを組み合わせてみるとまとまりやすくなります。
屋根は壁よりも濃い色にする
外壁より屋根を濃い色にすることにより、全体的に引き締まった印象を与えられます。外壁に濃い緑色を使いたくてモスグリーンなどを選択する場合、屋根は黒や焦茶がおすすめです。色のまとまりも良くなります。
希望をしっかりと伝えて理想的な外壁を実現
外壁をグリーン系にしたいと考えている方は、今回ご紹介したポイントを参考にデザインを考えてみると失敗しにくくなります。理想としているグリーン系のカラーがはっきりしているのであれば、それを明確に伝えることが重要です。
「明るい緑」といっても、自分がイメージしているカラーとリフォーム業者の方がイメージするカラーが同じとは限りません。色見本なども確認して、しっかりカラーシミュレーションを行ったうえで塗装してもらうと理想通りに仕上がりやすくなります。