2022年03月28日
外壁塗装をするのなら、ついでに雨戸の塗装についても検討をおすすめします。その理由や、雨戸が劣化しているサインなどについて解説します。
外壁塗装では雨戸も塗ったほうが良い理由
外壁塗装を行う場合、同じタイミングで雨戸の塗装も済ませてしまうのがおすすめです。その理由として、以下の3点が挙げられます。
雨戸は雨水が当たって劣化するため見た目が悪くなる
雨戸は雨水の影響を受けやすい部分です。経年劣化により、雨水が当たって見た目が悪くなってしまうことがあります。
見た目だけの問題と考えて放置してしまうこともありますが、防水性が落ち、サビがひどくなってしまうようなケースも多いです。
雨戸を交換する場合費用が高額になる
外壁塗装の際に雨戸も一緒に塗るより、雨戸の状態が悪化したら交換すれば良いと考えている方もいるはずです。ですが、雨戸を本体ごと交換することになった場合、1箇所につき10万円以上の費用がかかることもあります。
具体的な費用は、雨戸のサイズによって異なりますが、大きい雨戸になると30万円以上かかる可能性もゼロではありません。塗装であれば本体を交換するよりも費用を抑えられます。早めに塗装で対応できれば、雨戸の交換をせずに済むことも多いです。
外壁塗装と同時に塗り替えると費用が安い
外壁塗装を行う場合、足場を設置します。高い場所にある雨戸を交換する場合も同様ですが、外壁塗装と同時に雨戸の塗装も行うことにより、同じ足場を活用して費用を抑えることが可能です。
足場の費用は10万円以上かかるのが一般的であるため、別々に塗装すると高くついてしまいます。
ここで見極めよう!雨戸の劣化サインとは?
雨戸が劣化した場合、いくつかそれを示すサインが現れます。代表的な劣化の症状として、3つ解説します。
触ると粉が手に付く
外壁が劣化すると、触った時に手に白い粉がつく「チョーキング」と呼ばれる現象が起こることがありますが、これは雨戸でも同様です。
チョーキング現象は、塗膜の中に含まれている樹脂が分解され、顔料が表面に浮き出てきているサインです。見た目的にもわかりやすい劣化のサインといえます。
サビ
劣化のサインであるサビが発生している場合、放置するとそこから大きなサビに繋がってしまいます。
全体に広がった場合、塗装だけでは対応できません。雨戸の交換は費用が高くなってしまうため、できるだけ早い段階でサビに気づき、塗装で対応できるように備えることをおすすめします。サビ止め塗装を行えば、サビの発生を抑制する効果が期待できます。
変色、色あせ
変色や色あせが発生している場合、雨戸に塗られていた塗装の雨戸を守る力が弱まっているサインです。大きな原因は紫外線による影響であり、紫外線は塗膜を劣化させます。
見た目的にも美しいとはいえない状態になるので、早い段階で塗装工事をすると審美性の問題解決にもつながります。
おすすめの雨戸の補修頻度
自宅の雨戸は補修が必要な状態かわからないと悩んでいるのであれば、10年前後を目安に塗装などの補修を行うことをおすすめします。住んでいる地域によって、雨戸が傷みやすいかどうかが変わりますが、10年~15年程度で補修工事を行うのが理想です。
外壁塗装の頻度も10~15年が1つの目安であるため、同じ頻度で行うようにすると忘れにくくなります。
定期的な塗装で長持ちする
雨戸の補修や塗装を何もせずに「状態が悪化するたびに交換すればいい」と考えてしまうとコスパが悪いです。定期的に塗装などの補修を行うことにより、できるだけ費用を抑えて良好な状態を長持ちさせることに繋がります。
雨戸単品でリフォームを検討するのではなく、外壁塗装と同時に行えば足場分の費用を抑えることも可能です。リフォーム時に雨戸の塗装も行うべきか悩んでいる方は、リフォーム業者に相談してみることをおすすめします。