2022年02月21日
外壁塗装には様々なデザインの選択肢がありますが、中でも人気が高いのがツートンカラーです。失敗しないためのポイントや、施工事例をご紹介します。
外壁塗装をツートンカラーにする際のポイント
外壁塗装をツートンカラーにする際には、いくつかおさえておきたいポイントがあります。あとから失敗したと後悔するのを避けるためにも、以下の6つのポイントを確認しておくと安心です。
同系色を選ぶ
全く異なる色を選択した場合、反発しあったり、まとまりがなく見えたりすることがあります。好きな色が複数あり、それらを取り入れたい場合も、色同士の相性について考えておかないと理想と異なる見た目になってしまうことがあるので注意が必要です。
色は最大3色までにする
たくさん色を使い過ぎるとそれぞれの色が主張し、うるさく見えてしまいます。一番塗装面積が大きい部分をベースカラーとし、それよりも狭い範囲を塗るアソートカラー、部分的に色を選択するアクセントカラーで考えるとまとまりやすいです。
まとまらない場合はセパレーションカラーを入れる
2色を選んだもののまとまらない場合、まとまりの無さを緩和させる目的でセパレーションカラーを入れるのがおすすめです。目立たない無彩色・低彩度色をセパレーショカラーとして2色の間に入れる方法があります。
色のバランス・比率を考慮する
比率によってバランスの取りやすさが変わります。2色の比率は、6:4または7:3がおすすめです。これを基準としてバランスを検討すると、まとまりやすくなります。
景観と合う色にする
家が建つ場所を確認し、景観との相性も考えて色を選択することをおすすめします。特に2色とも濃い色を選択した場合、景観から浮いて見えやすくなるため注意が必要です。
塗分け方のパターンを事前に知っておく
どことどこで異なる色を使い、ツートンにするのかによってもまとまりよく見えるかが変わります。例えば、外壁の上下でツートンにしている住宅が多いです。この場合、1階部分に濃い色を持ってきたほうがスッキリと落ち着いた印象になります。
バルコニーなどの出っ張っている部分のみに色をつけるのも定番の方法です。他にも、建物の左右など、縦に異なるカラーを使うのもまとまって見えます。
BXゆとりフォームが行ったツートンカラーの施工事例
BXゆとりフォームでもツートンカラーの外壁塗装に対応可能です。過去に行った施工事例についてご紹介します。
太陽光パネル設置とお客様の外壁色イメージにあった外壁塗装
神奈川県横浜市で、外壁塗装に加え、屋根の葺き替え、太陽光パネルの設置工事を行った木造2階建て住宅の事例です。
こちらのお客様は具体的な塗装イメージがはっきりしていたのですが、存在する塗装品番ではその色がありませんでした。そこで行ったのが、特注色の発注です。何度もサンプルを取り直し、最終的にとても気に入っていただけました。ナチュラルでさわやかなイメージの美しいカラーが特徴的です。
完成後は以前と何もかもが違うはずなのに、昔の面影を感じ温かい気持ちになりました。
東京都立川市で屋根葺き替えと外壁サイディング、外構 他内装・水まわりのリフォームを行った木造2階建て住宅の事例です。
すべてが完了するまでの工期が140日間と大規模なリフォームではありましたが「リフォーム後もリフォーム前の温かさが感じられる」と、とても満足していただきました。ナチュラルテイストで美しく仕上がっています。
ツートンカラーでこだわりを実現
外壁塗装をツートンカラーにすることにより「好きな色を複数使いたい」「引き締めて見せたい」「個性的にしたい」など、様々な希望を叶えられます。ただ、単純に好みの色を組み合わせるだけではまとまりがなくなったり、攻撃的に見えたりして失敗する可能性も高いです。
全体的にどのような雰囲気にしたいのかを考えたうえで色やバランスを考えると、理想に近くなります。こだわりながら好みの外観にしたい方にもツートンカラーがおすすめです。同じ系統の色でも選択する塗料によって異なるイメージを楽しめます。