2022年01月18日
屋根リフォームをすることになったら、必ず確認しておかなければならないのが見積りです。チェックすべきポイントや、確認しておくべきことをご紹介します。
屋根リフォームの見積りでチェックすべきポイント
屋根リフォームで見積りを出してもらったら、細部まで確認が必要です。「細かくてよくわからない」と、よく確認することなく承諾してしまうとトラブルにつながる恐れもあります。各リフォームで確認しておくべきポイントについてご紹介します。
屋根塗装の見積り
屋根塗装では使われる塗料の種類によって仕上がりの質が大きく変わってくるので、塗料の種類について確認が必要です。塗料の種類だけでなく、特徴や質まで確認しておくと安心できます。また、屋根塗装では一般的に下塗り、中塗り、上塗りと3回塗り重ねることになります。見積りではそれぞれきちんと塗料が記載されているか確認が必要です。
保証内容についてもよく確認しておいてください。また、保証内容は充実しているものの、保証期間が極端に短いようなケースもあるため、注意したいポイントです。
また、見積りの中に「タスペーサー」の工事項目があるか確認することをおすすめします。タスペーサーとは、屋根塗装の際に屋根材の隙間が塗料で埋まってしまうのを防ぐための道具です。タスペーサーを使わない場合はカッターで塗膜を切り裂く「縁切り」を行うことになります。見積りの中にタスペーサーまたは縁切りの費用まで含まれているか確認しておくと安心です。
葺き替え工事の見積り
見積り項目の中に「野地板張り」が含まれているか確認します。野地板とは屋根の下地板のことで、屋根のリフォームが必要な時期であれば野地板も古くなっている可能性が高いです。葺き替え工事の際に一緒に新しくすることをおすすめします。
その他チェックすべきポイント
工程や工事内容など詳細が見積りに記載されておらず、大まかなもののみである場合は、あえてわかりにくい形で見積りを作っている可能性も考えられます。そのうえで、費用をごまかしている可能性があるため注意が必要です。また、詳細不明な項目がある場合は、必ず内容について確認しておくことをおすすめします。数量や面積も確認が必要です。ここを間違えていると、当然ながら費用も変わってしまうので、正しいか確認してください。
追加費用が発生する可能性についても事前確認を
優良なリフォーム業者であったとしても、実際に工事を始めてみなければわからないことがあります。例えば、内部に外からではわからない劣化や腐食が見つかるようなケースです。この場合は追加工事が必要になるため、見積り以外に何か費用がかかる可能性があるか事前に確認しておくことをおすすめします。具体的な金額についても明確に教えてくれるリフォーム業者だと安心です。
わからないことがあれば必ず確認を
屋根リフォームの見積りで確認しておきたいポイントについてご紹介しました。「専門業者にお願いしたから間違いないだろう」と内容を確認しない方がいますが、あとからトラブルが発生するのを防ぐためにも細部まで確認が必要です。もし見積りを確認したうえでわからないことがあれば、そのままにするのではなく意味や内容について確認しておくことをおすすめします。
安心して屋根リフォームをするためにも見積りの内容を正しく理解し、納得したうえで申し込みすることが重要になります。
屋根は目視できないのでよく説明を聞く事が必要
屋根リフォームで見積りを出してもらったら、工程とあわせてどのような工事をするのか確認が必要です。
屋根は目視できないので、細かいところ、補修等の箇所等一つ一つ説明をしてもらい、確認する事をおすすめします。