2021年09月17日
屋根は家を守ってくれている大切な部分です。そのため、定期点検が欠かせません。 なぜ、定期点検が必要なのか、何年ごとに受ければ良いのかなど解説します。
屋根の定期点検が必要な理由
屋根は雨風や紫外線の影響を受けやすい部位であり、徐々に劣化します。以下のような理由により定期点検が必要です。
雨漏りを防ぐ
屋根材や漆喰部分が傷んでしまうと、雨漏りしやすくなります。また、経年劣化とは別に、地震や台風などの影響で屋根材がずれたり、破損したりしたために雨漏りが発生してしまうこともあるため、自然災害後は特に注意が必要です。
一般的に雨漏りに気づけるのは、実際に天井に水が染み出たなど、目に見えるところまで状態が悪化してしまった時です。しかし、この状況まで悪化してしまうと、大掛かりなリフォームが必要になるケースも多く、その分費用がかかってしまいます。雨漏りによって、見えない部分にカビなどが生えてしまう恐れもあり、衛生的にも問題があります。
定期検査を行えば雨漏りが発生する前に気づくことが可能です。
メンテナンス費用を抑えられる
雨漏りなどのトラブルが発生してから、慌てて修理を依頼する方が多いですが、事前に定期的な点検をすることにより、トラブルが起こる前にメンテナンスが可能です。
「定期点検をしても特に問題がなければ費用が無駄になってしまう」と考えてしまう方もいます。
ですが、定期点検をすることにより大掛かりな修理を防げるため、「定期点検しておいたほうが結果的にメンテナンス費用を抑えられる」と考えて実践することをおすすめします。
安心感につながる
屋根の上は自分で状態を確認するのが難しいため、何か不具合や異常が発生していたとしても簡単には気づけません。定期的に点検をしてもらえれば安心感につながります。
また、「あと2~3年程度は問題ない」と結果が出れば、次回のメンテナンス時期について検討しやすくなります。
トラブルを早めに解決できる
屋根で発生するトラブルの多くは、ある日突然発生するのではなく、少しずつ劣化が進んだことが原因で発生します。
もしトラブルが発生していても定期点検で見つけてもらうことが可能なので、しっかり行うことが重要です。
屋根の定期点検は何年ごとに受ければ良い?
屋根の定期点検は、できれば5年ごとに行うのがおすすめです。それが難しい場合も10年ごとなど、定期的に点検をすると安心できます。その際に、塗装工事の必要性などについても確認してみてはいかがでしょうか。
なお、自然災害が起こったあとは、屋根の状態が著しく悪化してしまう可能性があるため、定期検査をしたばかりだったとしても、一度確認してもらうと安心です。
屋根の定期点検にかかる費用
定期的に点検を行うとなると気になるのが費用の問題ですが、目視調査やアフターサービスとしてなら無料のことが多いです。
費用がかかるかについては、事前に確認しておくことをおすすめします。
BXゆとりフォームでも、リフォームのアフターサービスとして無料点検を実施しています。
費用が発生する場合についても、明瞭会計でわかりやすくご説明しているので、詳しい価格については直接お問い合わせください。
屋根のトラブルにいち早く備えられる
屋根を定期点検する必要性などについて解説しました。
外壁などは、ある程度自分でも目視で確認が可能ですが、屋根は登らなければ状態を確認することができず、自分で行うのは危険です。普段目にする部分ではないからこそ、劣化していても気づきにくいので、専門業者に定期点検をしてもらうことをおすすめします。
定期点検を全く行っておらず、劣化が進んでいる状況で台風などの被害を受けると、一気に状態が悪化してしまう可能性も高いです。定期点検で万が一に備えておくと安心です。