2021年10月01日
屋根リフォームを検討しているけれど、できるだけコストをかけたくないと考えている方のために、リフォーム費用安く抑えるコツなどについてご紹介します。
屋根リフォームの費用相場
屋根リフォームの中でも代表的な方法は以下の3つです。
塗装
屋根の汚れを高圧洗浄機で取り除き、新たな塗装をする施工で、費用は40~80万円ほどです。屋根材の状態が良好で、塗料のみ機能性を失っているような場合に選択できます。
重ね葺き
既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる施工で、費用は60~120万円です。既存屋根の撤去が必要ない分費用は抑えられますが、日本瓦の場合は重ね葺きできません。
葺き替え
既存の屋根材を撤去し、新しいものに取り替える施工で、費用は80~200万円ほどです。塗装や重ね葺きでは対応が難しいほど屋根が傷んでいる場合などに選択されます。
屋根リフォームを安く抑える方法
屋根リフォームにかかる費用をできる限り安く抑えるためには、以下の方法があります。
複数の業者から見積りを取得
リフォーム業者によって料金設定が大きく異なるため、必ず複数のリフォーム業者から見積りを取り、相場を理解することが重要です。その相場と比較した際に安い業者を選択すれば、費用を抑えることができます。
ただし、相場よりも大幅に安い場合は、正しい手順で施工してくれない、塗料の質が悪いなど何らかの理由が隠れている可能性があるので、注意が必要です。これまでどのような実績があるのか、信頼できるリフォーム業者なのかについてはしっかりと確認しておいたほうが安心できます。
補助金制度を活用
リフォームに使える様々な補助金制度が用意されています。利用できる制度は自治体によって異なるので、自分の住んでいる自治体のホームページなどの情報を確認してみてください。
火災保険を申請
台風時、暴風によって瓦が飛んでしまったなど、自然災害が原因で発生した屋根のトラブルを修理するための屋根リフォームであれば、火災保険が使える可能性があります。
先に火災保険の保険証券の内容について確認し、保険が適用される屋根リフォームか確認したうえで検討してみるのがおすすめです。
外壁塗装リフォームなどと同時に実施
屋根だけではなく外壁の塗装も必要な場合、両方同時に行うことにより足場の設置が一度で済むため、 別々に行うのに比べて費用を抑えることが可能です。
外壁のリフォームも、同時に行うことについても検討してみてはいかがでしょうか。
将来的なコストを抑えるリフォームがおすすめ
屋根リフォームで使われる塗料や資材には様々な種類があり、どれを選択するのかによって性能が大きく変わります。
例えば、一般的な塗料や資材に比べると高くつくことが多いのですが、高性能なものがあります。遮熱や断熱効果のある材料を選択すれば夏場は涼しく、冬場は暖かい家を実現することができるので、光熱費を安く抑えることが可能です。
更に、耐久性に優れているものであれば、次回メンテナンスまでの期間が長くなります。
塗料や資材を選ぶ際には、次回のメンテナンスも考慮したうえで費用を抑えられるものを選択するのがおすすめです。
詳細な費用については直接リフォーム業者に相談を
屋根リフォームをするにあたり、できるだけ費用を安く抑えるにはどのようなポイントに注目すれば良いのかについてご紹介しました。
屋根リフォームを行う際には費用がかかりますが、リフォームやメンテナンスを適切な時期に行わないと劣化が進み、大掛かりなリフォームが必要になってしまうようなケースもあるため注意が必要です。
費用については、リフォーム業者に相談をしながら検討してみてください。