2020年02月19日

お役立ちコラム 外壁塗装 屋根リフォーム 17.外壁塗装・屋根塗装に適した時期は?何月がおすすめ?

外壁塗装や屋根のリフォームにもっとも適している時期は春や秋です。この季節は、外壁塗装をスムーズに進めていくための条件が整っているタイミングともいえます。
ただ、後述の通り、塗料の仕様通りに決められた塗装をする事が大事ですので、春と秋にこだわる必要はありません。

原則どの季節でも外壁塗装・屋根リフォームは可能

外壁塗装や屋根のリフォームを何月にするか悩んでしまうと、どんどん時間が経ってしまいますが、近年使われている塗料は非常に性能が高く、メーカーの規定通りに塗ればそこまで時期にこだわる必要はありません。春や秋が適しているとご紹介しましたが、夏や冬に外壁塗装をすると失敗するという意味ではありません。

春や秋以外に外壁塗装を行うデメリットとしておさえておきたいのは、雨や雪などによって工期がより必要になる場合があるということ、また、冬は春に比べて日照時間が短くなるので、作業時間が短くなることです。
塗料はしっかりと乾燥させなければならないため、日照時間が短くて作業時間が十分に確保できない季節は、工期も長くなってしまうことがあります。このようなデメリットはありますが、基本的にどの季節に外壁塗装を行っても問題はありません。

春や秋が外壁塗装の季節として向いているのは、塗料と関係の深い気温や湿度が安定しているからです。

塗料と気温の関係

気温が低すぎると塗料が硬くなり、伸びが悪くなってしまいます。もちろん、施工できないわけではないのですが、伸びが良くて塗りやすい状態の塗料で施工するのに比べると、非効率的な作業になってしまうのです。
特に気温が5度を下回るような場合は、塗料を扱いにくくなるだけでなく乾燥までに時間がかかるようになり、長い作業時間が必要になります。

塗料と湿度の関係

春や秋は湿度も落ち着いているのが特徴です。湿度が高ければ高いほど塗料が乾燥しにくくなってしまいます。湿度が高いということは、それだけ空気の中にたくさんの水蒸気が含まれているということです。
すると、塗った塗料が空気中の水蒸気とまざり合い、乾燥に支障が出てしまいます。

また、雨が降っているタイミングも湿度が高くなるため、施工には適していません。春の中でも6月は雨が続くため、施工に適していない日が多くなりますが、梅雨の時期でも雨が降っていない日なら特に問題はありません。

外壁塗装に適していない時期といえば、先述したように気温が低い日や湿度の高い日が続くタイミングです。7~8月の夏場、12~2月の冬場が該当します。

夏が向かない理由

気温が高い夏は塗料の伸びが良く、塗装作業自体はスムーズに行うことができます。しかし、夏場といえば気温が高く、外で作業をする作業員の体力の消耗は非常に激しいです。
外壁塗装だけでなく屋根のリフォームでも同じことがいえます。涼しい季節とは違って長時間作業し続けるのが難しくなるため、休憩も挟まなければなりません。すると一日の作業時間が短くなり、工期が長めになってしまうこともあります。

更にエアコンの室外機も養生シートで養生しなければならないため、暑い日にエアコンが使えません。窓も開けられず、室内にいる人の熱中症リスクも高まってしまいます。

冬が向かない理由

気温が低いと塗料が硬くなるため、ムラができやすくなってしまう可能性があります。更に、日照時間の短い季節でもあるので作業できる時間が短くなり、思うように施工が進まないことも多いです。
また、寒い日は外壁に霜が降りてしまうことがあり、そのまま作業をすると水分がまざるため、乾燥させるための時間も必要になります。

このような理由から外壁塗装に向いている季節とはいえません。

外壁塗装に向いていない時期は夏と冬だとご紹介しましたが、どうしてもこのタイミングで施工を依頼しなければならない場合は、以下の注意点をおさえておくことが大切です。

工期が延びる可能性を考えておく

夏や冬は春・秋に比べてより多くの作業時間が必要になる可能性があるため、工期が延びる可能性があることはしっかり理解しておかなければなりません。具体的な工期についてはリフォーム会社・外壁塗装業者のほうから詳しい説明がありますが、もし説明がない場合は担当者の方に良く確認しておいたほうが良いです。

夏場は熱中症対策が必要

夏場はエアコンが使えず、窓も開けられなくなってしまうことから、熱中症のリスクについて考えておかなければなりません。一般的に外壁塗装の平均期間は2週間ほどとされています。ほんの数日だけ乗り越えれば良い話ではないので、日中の暑い時間帯は涼しいところに出かける、扇風機を用意しておくなどの対策が必要です。

場合によっては施工できないこともある

基本的にどの季節でも外壁塗装はできるのですが、湿度が高すぎる日などはどうしても施工できないこともあります。無理に作業しても乾燥までに時間がかかったり、ひび割れが起きたりするトラブルに繋がる恐れがあるため注意が必要です。

これまでお伝えした内容を元に、各季節のメリットとデメリットを表にまとめました。

季節 メリット デメリット
・空気が乾燥していることから質の高い施工ができる ・作業を希望する人が多いため、早めに予約をしておかなければ予約が埋まっていることがある
・梅雨以外の時期は天候が安定している日が多い ・春の中でも梅雨の時期は雨が多く、工期が延びる可能性が高い
・窓を開けられない施工時でも過ごしやすい気温
・塗料が乾くのが速い ・気温が高すぎる日は塗料が乾燥しすぎてしまう可能性がある
・晴れの日が多いため、雨で施工ができなかったなどの問題が起きにくい ・施工中は窓を開けることができないためエアコンが使えない工程に注意が必要
・猛暑日は作業員が連続した作業を行えなくなるため、時間がかかることがある
・気温と湿度が安定しているため、外壁塗装に向いている ・外壁塗装で人気の高い季節なので、予約が取りにくい
・窓を開けられない施工時でも過ごしやすい気温
・湿気が少ないためため硬化に適した日が多い ・日照時間が短くなると作業時間も短くなる
・気温が低い日は塗料の扱いが難しくなり、ムラができやすくなる可能性もある
・雪の降る地域では作業自体ができなくなることもある

何月に外壁塗装をするのかよりも優先して考えなければならないのが、どのリフォーム会社・外壁塗装業者に依頼するのかということです。
春や秋に依頼するにしても、雑な作業をされてしまえば意味がありませんし、夏や冬に依頼しても、丁寧に施工してくれるリフォーム会社なら安心してお任せできます。

信頼できるリフォーム会社なら、外壁塗装に適している時期などについてもアドバイスしてくれるので、まずは詳しく話を聞いた上で、過去の実績なども参考にしながら、最適な時期について検討することをおすすめします。
外壁塗装は数日で終わるものではないため、いつからいつまで施工することになるのか具体的な時期について細かい確認が必要です。

理想の施工開始をよく相談する事がおすすめです。

別々に行うとそれぞれで足場の設置費用がかかることから外壁塗装と同時に屋根のリフォームを行う方も多いのですが、同時に施工する場合は単独で行うのに比べて工期がかかります。そのため、雨が多い時期や日照時間が短い時期はいつから施工を開始するのが理想的なのかよく見極めなければなりません。

このあたりは個人で考えてもなかなかわからない問題なので、信頼できるリフォーム会社・外壁塗装業者に相談しながら検討するのがおすすめです。

「外壁塗装・屋根塗装に適した時期は?何月がおすすめ?」近年使われている塗料は非常に性能が高く、メーカーの規定通りに塗ればそこまで時期にこだわる必要はありません。,,, BXゆとりフォーム外壁塗装・屋根塗装/リフォーム専門サイトのお役立ちコラムです。 外壁塗装、屋根塗装、リフォームの「施工」「費用・相場」「費用の算出方法」「施工事例」「実際のチェックポイント」等、リフォーム専門店の視点で紹介します。 外壁塗装・屋根塗装もリフォームするならBXゆとりフォームへお任せください。 東京・神奈川・埼玉・千葉で累計38万件以上の施工実績。東証プライム市場上場文化シヤッターグループのBXゆとりフォーム。
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